お客様のご要望に、確かな技術と最高の感性で応える。
このたび、エクセルコダイヤモンド様のマイナビウエディング展開用写真を担当させていただきました。
ダイヤモンドの輝きといえば誰しも思い浮かべる「アイディアルラウンドブリリアントカット」を100年以上前に発案したNo. 1ブランド。写真や映像に収められる商品の、光の反射にはたいへんシビアで、きわめてハイレベルなライティングが求められます。
●フォトグラファー:天野雄士 Yuji Amano
スチル(静止画)からムービーまで、丁寧な撮影と良質な成果物で定評があります。今回はスチル撮影を担当しました。
アンズフォトのスタジオにて商品イメージを、別日に都内ホテルの客室およびチャペルにて、モデルさん着用によるウェディングのイメージを撮影。綿密な打ち合わせ、ロケハン、事前のテストライティングを行い、本番に臨みました。
天野雄士インタビュー
撮影を担当した感想は?
天野: たいへん有名なジュエリーブランドで、数ミリのレベルで光の反射など技術的にシビア。また数千万円~億単位にもなる高価な商品ですので、心して臨みました。一方で、ロケハンからテスト撮影まで十二分に準備をしていましたので、本番はスムーズだったと思います。
事前準備の重要性とは?
天野: やはり、クライアントなど先方様を不安にさせないことですね。撮影内容だけでなく、機材トラブルの可能性をゼロに近づけられますし、精神的な余裕が生まれるのは大きいと思います。基本的にはアートディレクターが作成したラフに沿って撮影しますが、綿密にテストをしたからこそ分かることもあり、それを提案することで信頼つながることもあるのではないでしょうか。
ウェディング撮影の経験もプラスに?
天野: むしろ、ウェディング撮影でありがちなパターンにはしたくなかったので、そこは意識しました。でもウェディング撮影のカタチを知っているからこそ押さえるべき写真も分かりますので、いいバランスで撮影できたと思います。師匠である安澤剛直(アンズフォト代表)の言葉「型があっての型破り」を日々実践しています。
ライティングではLEDを用いることが多いそうですが。
天野: スタジオでもロケーションでもLEDライトを1灯または2灯用いて光を回すことが多く、今回もそうしました。このごろのLEDライトは演色性が良く光量も十分にありますので、重宝しています。また撮影現場が常に明るくなりますし、私は日頃からムービーも撮影しますのでLEDは合理的なんです。