撮影そのものは、本当に楽しい仕事です。シャッターを切る瞬間に集中して、いい表情や空気を捉えられたときの手応えは、何年続けていても変わりません。
一方で、撮影が終わったあとに待っているセレクトと現像作業を思うと、少し気が重くなる。フリーランスのフォトグラファーであれば、一度はそんな感覚を味わったことがあるのではないでしょうか。
週末に結婚式を撮影して、気づけば1,500枚。翌日からは別の撮影が入り、SDカードは増えていく一方。納期は待ってくれませんし、深夜にモニターと向き合う時間も、決して短くありません。
株式会社アンズフォト代表であり、ウェディングフォトを中心に活動してきた私自身も、長いあいだ「終わらない現像作業」に向き合ってきました。だからこそ、今ははっきりとこう思っています。
フリーランスこそ、画像処理に時間をかけすぎてはいけない。
その時間を未来の仕事に使える環境を作るべきだ。
その考えに至る中で、現像フローの中核を任せるようになったのが「Imagen AI(イマージンAI)」でした。
フリーランスが直面しやすい、売上と納期のバランス
フリーランスが売上を伸ばそうとすると、選択肢は大きく分けて2つあります。「単価を上げる」か、「案件数を増やす」か。
ただ、クライアントワークである以上、単価を自由にコントロールするのは簡単ではありません。結果として、多くのフォトグラファーが「件数を増やす」方向に進みます。
ここで問題になるのが、撮影以外の作業量です。
- 撮影が増え、作業量が追いつかなくなる
- 納品が遅れそうになり、精神的に追い込まれる
- 判断が雑になり、クオリティが不安定になる
- 「これ以上は受けられない」と自分でブレーキをかける
納品の遅れは、フリーランスにとって大きなリスクです。信頼を失うだけでなく、気力も少しずつ削られていきます。
だからこそ私は、「いかに後処理の時間を減らし、安定した状態で納品し続けられるか」を、プロとしての生命線だと考えています。
作業時間が一気に軽くなると、仕事の景色が変わる
ウェディング撮影では、1案件あたりの撮影枚数はおおよそ1,500枚前後。そこから700〜800枚ほどをセレクトし、色調補正を行います。
以前の私は、セレクトに約1時間、現像に2〜3時間。1案件あたり4時間近くを費やしていました。日をまたぐことで、色の感覚が微妙にズレてしまうこともあります。
Imagen AIを使い始めてから、この流れが大きく変わりました。

セレクト後のデータを読み込ませると、クラウド上で自動処理が進み、Lightroom Classicに補正結果が反映されます。以前なら数時間かかっていた現像が、今では1時間もかからない感覚です。
最近はAIによるカリング機能も活用しています。ピンボケや目つぶりを除外し、似た構図の中から候補を提示してくれるため、判断スピードが大きく向上しました。

撮影後にデータをアップロードしておけば、寝ている間に処理が進む。翌朝には、ほぼ整った状態から作業を始められる。このリズムは、想像以上に大きな違いを生みます。

「AI任せ」ではなく、「自分の色」を積み重ねていく
「AIを使うと作風が失われるのではないか」と不安に思う方もいるかもしれません。
Imagen AIの特徴は、学習させるほど自分に近づいていく点にあります。過去の編集データをもとにプロファイルを作成し、微調整を繰り返しながらAIに学習させていきます。
私は会場ごとにプロファイルを使い分けています。照明や空気感に合わせたトーンを覚えさせることで、最終調整の手間が大きく減りました。


左はカサ・デ・アンジェラ、右はグランドハイアットのプロファイルを使用
AIは画一的な処理をする存在ではなく、感覚を共有できる「専属のレタッチャー」に近い存在になっていきます。
月1万円は「作業時間」ではなく「余白」を買う感覚
Imagen AIの利用料は、プランにもよりますが月額およそ1万円前後です。
私自身は、「十分すぎるほど元が取れる」と感じています。何十時間もの作業時間だけでなく、気持ちの余裕や、次の仕事を考える時間が生まれるからです。
休息に使ってもいいし、営業や仕組みづくりに使ってもいい。撮影後の処理に追われるのではなく、新しい仕事を生み出すために時間を使う。その発想が、長く続けていくためには欠かせないと感じています。
写真は、撮って終わりではありません。きちんと仕上げ、納品し、喜んでもらって初めて仕事が完結します。
その最後の工程を、AIという相棒と一緒に、無理なく安定して進めていく。それが、今の私が選んでいる働き方です。
お試しで1500枚まで無料で使えるのでぜひ一度お試ししてみるのをお勧めします。
Imegen AIのサイトはこちら »
【お知らせ】
「設定はどうするの?」「どうやって自分の色を学習させるの?」
そんな疑問にお応えするため、安澤による「Imagen AI 無料勉強会」を年明けに開催予定です。
実際の画面をお見せしながら、設定の考え方や現場で使っているワークフローを共有します。
※日程・申し込み方法は、決まり次第あらためてご案内します。