撮影事例|ホテル木暮様 ― 歴史と格式を、陰影で表現する
伊香保温泉の老舗、ホテル木暮様の撮影
こちらの案件は、Web制作会社さんを介してご依頼いただいた、伊香保温泉のホテル木暮様のホームページ用撮影事例です。撮影したのは2年ほど前で、弊社所属のフォトグラファーが動画と静止画の両方を担当しました。
近年のWeb制作のトレンドとして、サイトに動画を取り入れていきたいという要望が増えています。今回もその流れの中で、施設の魅力をしっかりと伝えるビジュアルを動画と静止画の両面からご提案しました。

歴史と格式をどう見せるか
ホテル木暮様は400年以上の歴史を持つ伊香保温泉の老舗で、ある程度の高級ターゲット層を見据えたブランディングが必要な施設です。そのため、見せ方として意識したのは、施設の魅力、サービスの魅力、食事の魅力という3つの要素を、品よく丁寧に表現すること。
単に「きれいに撮る」のではなく、ホテルが大切にしてきた歴史と伝統、そして格式が、写真や動画を通してきちんと伝わるように構成していきました。

陰影を活かして、重厚感を表現する
このホテルの世界観を表現する上で軸にしたのが、陰影の使い方です。全体を明るく仕上げると清潔感や爽やかさは出ますが、ホテル木暮様に求められる重厚感や落ち着きは表現しきれません。あえて明るすぎない設計にして、陰影をしっかり残しておくことで、空間の奥行きや歴史の積み重ねが感じられる画づくりにしています。
これは人物撮影にも通じる考え方で、例えば新入社員の写真であれば全体を明るくフレッシュに、社長の写真であればフレッシュすぎない陰影のあるライティングに、というように、被写体の役割や見せたい印象によってライティングを使い分けています。ホテル木暮様の場合、その「陰影で見せる」アプローチが、施設の格式と非常によくマッチしました。

動画と静止画、ワンストップで対応する
今回の撮影では、ひとつのサイトの中に複数のジャンルの撮影が含まれていました。人のいない施設を撮るのは建築撮影に近い要素があり、料理を撮るのは美味しさを伝えるライティング技術が問われます。そして動画は、写真とはまったく違う切り口で施設の魅力を見せていく必要があります。
動画と静止画は、撮影方法も使用する機材も変わってきます。動画はカメラを動かしながら撮影することが多いため、ブレ対策を含めて機材構成が静止画とは異なります。それを一人のフォトグラファーがワンストップで対応できるのが、アンズフォトの強みです。今回の撮影でも、天野が動画と静止画の両方を担当することで、サイト全体の世界観に一貫性を持たせることができました。

2年を経て、再びご相談をいただく
当時の撮影を気に入っていただき、現在ホームページのリニューアルに合わせて再度撮影したいというご要望をいただいています。一度関わらせていただいたお客様から再びお声がけいただけることは、私たちにとって何よりの励みです。これからも一つひとつの撮影に丁寧に向き合い、長くお付き合いいただける関係を築いていきたいと思います。